インフルエンザは冬に流行することが多く、高熱が出て咳が止まらないといった症状が出ます。
急に高熱になることもよくあるので、驚く人も少なくありません。
そして、やっかいなのは熱が下がってきても、まだ体内にウイルスが残っていることです。
そのため、インフルエンザにかかった場合には療養期間を設ける必要があります。
基本的には発症してから5日間は療養、解熱してからも2日間は休まなければなりません。
このようなことから、すっかり元気になっているのに子どもも幼稚園や学校などに行けないケースが出てきます。
家の中に留まらなければならず、遊びに行きたいと泣かれることもあるかもしれません。
しかし、この療養期間はまだ人に移してしまう可能性のあるウイルスが体内に潜んでいます。
人に迷惑をかけないためにも、家でゆっくり過ごすようにしましょう。
また、発熱してからの期間ごとに、飲む薬も異なるのが実態です。
自己判断で薬を選んで服用するのではなく、しっかりと病院を受診して適切な薬を処方してもらうことが大切と言えます。
さらに、インフルエンザの型によっても飲む薬が違うのです。
前回かかったときにもらったからと、余っている薬を飲むのも止めましょう。
毎年、必ずと言ってよいほど冬に流行するインフルエンザですが、暖かい春や夏でもかかる可能性は大いにあります。
普段から栄養のある食事と十分な睡眠を心がけて、インフルエンザにかからないように努めましょう。